メッセージ (表示テキスト)

メッセージ行にはルビを入れる事が出来る
ルビを入れるには { ＜漢字＞ , ＜ルビ＞ } の形で記述する
ルビを使用する際は等幅フォントを使用しなければならない

1. {漢字,かんじ}にルビを{振,ふ}る

注意
プロポーショナルフォントを使用するとルビ付近で文字の位置にズレが生じるので注意

半角円記号(\)から始まるタグを使う事でコマンドをメッセージ行に埋め込む事が出来る
エスケープコマンドはメッセージブロックとして扱われる (ローカライズ時の置き換え対象となる)

タグ	機能
\CN["名前"]	名前欄に表示するキャラクター名を設定する
\CI["選択肢"]	選択肢を追加する
\NULL[]	空文字を挿入する。空白行を表示したいときに使用する
\YEN[]	半角円記号(\)をメッセージ内に埋め込む
\V[変数]	指定した変数の内容をメッセージ内に埋め込む
\BP[]	ブランクページを挿入する

\CN["名前"]

名前欄に表示するキャラクター名を設定する
キャラクター名にもルビを使用することができる

1. \CN["キャラ{名,めい}"]
2. キャラクターの名前を表示する

\CI["選択肢"]

選択肢を追加する

1. \CI["選択肢Ａ"]
2. \CI["選択肢Ｂ"]
3. \CI["選択肢Ｃ"]
4. 選択肢を表示

\NULL[]

メッセージ内に空白文字を挿入する
このコマンドを使用することで空白行を表示することができる

1. メッセージの中に
2. \NULL[]
3. 空白の行を入れる

\YEN[]

メッセージ内に半角円記号(\)を挿入する

1. メッセージの中に\YEN[]記号を入れる

\V[変数]

変数の値をメッセージ内に挿入する

1. : hoge = 123
2. : fuga = "フガ"
3.  
4. hoge の値は \V[hoge] です
5. guga の値は \V[fuga] です

\BP[]

ブランクページを挿入する
ブランクページはメッセージには表示されずクリック待ちも発生しない
ローカライズの際のページ数合わせに使用する
\BP[] は必ず単体で使用しなければならない

1. // OK
2. \BP[]
3.  
4. // NG: メッセージ文内に \BP[] は使用できな
5. これは \BP[] エラーになる
6.  
7. // NG: 他のエスケープコマンドと同時に使用することも出来ない
8. \CN["無黒"]
9. \BP[]
10.  
11. // NG: \BP[] は単体で使用しなければならない
12. \BP[] \BP[]

メッセージ内にタグを埋め込むことで文字設定を調整する事が出来る
使用できるタグは TextMeshPro の仕様に準拠する
但し、一部のアセットの設定が必要なタグは使用できないものもある

参考ページ：http://baba-s.hatenablog.com/entry/2018/08/17/090100

1. タグを使ってHTMLのように<b>太字</b>や<i>斜体</i>に変更できる
2. <color=#FF0000>カラーの変更</color>や<size=150%>文字サイズ</size>なども変更可能

使用できるタグ一覧

冗長になるため各タグの詳細説明に関しては上のWEBページを参照のこと

タグ	説明
color	テキストの色を設定する
alpha	テキストの透明度を設定する
b	テキストを太字にする
i	テキストを斜体にする
s	文字に打消し線を入れる
u	文字に下線を入れる
align	テキストの水平配置を設定する
cspace	文字間隔を設定する
indent	ンデントを挿入する
line-height	行の高さを設定する
line-indent	行インデントを設定する
lowercase	英字を全て小文字にする
uppercase	英字を全て大文字にする
smallcaps	英字をスモールキャピタルにする
margin	マージン幅を設定する
mark	蛍光ペンを設定する
mspace	文字を固定文字幅にする
noparse	タグを無効化する
nobr	自動的な改行を無効にする
pos	文字位置を指定する
size	フォントサイズを変更する
space	指定した幅のスペースを挿入する
sprite	文字の中にスプライト（アイコン）を挿入する
sup	文字を上付きにする
sub	文字を下付きにする
voffset	垂直オフセット幅を設定する
width	テキストの幅を調整する
rotate	文字を回転させる